MASA流ブログ 〜新旧ガジェット情報を自分流にご紹介〜

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【格安スマホライフのススメ①】キャリア系白ロムの選び方

マサリュウです!

 

これから”格安スマホライフのススメ”と題して、格安SIMスマホライフを実現するためのポイントについて個人の経験談も交えて皆さんにお伝えしていきたいと思います。

MVNO(俗に言う格安スマホ)に移行するとき、スマートフォンSIMカードの2つが必要になってきます。

今回はその2つの要素のうちスマートフォンの話にをしたいと思います。

 

スマートフォンの選択肢

 

MVNOに乗り換えるとき、スマートフォンを買おうとする時、大まかに2種類の選択肢があると思います。

1つがSIMフリースマホを買う、2つめはキャリアのスマホを中古や白ロムで購入する、という方法です。

今回はその中から今回の目玉となるお話はキャリアの白ロムについてのお話をしようと思います。

 

キャリアの白ロム買うなら・・・?

 

 個人的にキャリアの白ロムを買うなら

都市部での使用がメインなら・・・au系白ロム

地方での使用がメインなら・・・docomo系白ロム

という選択になります。

 

au系白ロムのメリット

 

auをお勧めする理由はズバリ、その安さにあります。白ロム販売仲介サイト”ムスビー”で同じ機種をdocomoauで比較するとその金額に約¥20,000ほどの開きがあります。

 

www.musbi.net

 

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docomo

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au

※上記の価格は現在の価格とは異なります。 

 

それにあまり知られていませんが、auスマートフォンは三大キャリアで唯一本人でなくてもSIMロック解除を受付けてくれます。

これ、実はauの店員さんでも知らない人が多いため、場合によっては“は?”って顔をされるそうですが、本当に可能なので、強気で調べてくださいって言ってしまって大丈夫です(^o^)

ただし、実は購入した本人以外がSIMロック解除ができるのは2017年11月末日までなので注意が必要です(>_<)

そんな(今のところ)いいとこずくめのauですが、なぜ都会に住む人しか勧められないのか?

 

au系白ロムのデメリット

 

それは対応周波数に原因があります。

キャリアは各々総務省より割り当てられた周波数帯を使ってサービスを提供しています。

近年三大キャリアは総務省からのチャチャ入れによって、SIMロック解除を義務化されたことにより、解除すれば他社や海外のSIMをさせるようちはなるんですが、実はauが使用する周波数帯は世界的にも特殊なので、SIMロックをした状態で他社のSIMをさしても繋がらない可能性があります。

ですが、都市部は各キャリアの様々な周波数帯域の電波が提供されているため、au系の白ロムであっても使える場所は多くなります。

 

docomo系白ロムのメリット

ドコモの白ロムのメリットは何といっても国内のほとんどのMVNOSIMロック解除なしで使用できるところです。

それにauとは違い多くのMVNOの周波数帯がの電波を問題なく使うことができます

また、私が地方でdocomo系の白ロムを進める最大の理由はエリアの広さです。docomoの電波はカバーするエリアが広い為、地方の山間部でも不自由なく使えます。

それが僕が地方ではdocomo系白ロムを進める理由です。

 

docomo系白ロムのデメリット

 

まずはその汎用性の高さから値が張ってしまうというところです。

もう1つの欠点はAndroid端末の場合、MVNOのSIMでテザリングを使うことができません

(実はゴニョゴニョすれば使えなくはないそうですが、ここでは書きません)

 

iPhoneはやはり別格・・・^^;

 

そう言われて白ロムサイトを見ているとおかしいな、と思うことがあります。

それは上の状況がiPhoneには当てはまらないということです。

 

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docomo

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au

 

iPhoneはキャリアが違っていてもそれほど値段に違いがありません

なぜかというと、iPhoneは3大キャリアのiPhoneはどの会社のSIMロックがかかっているだけで仕様が同じだからです。

しかもiPhoneは他のAndroid端末とは比べ物にならないくらい幅広い周波数帯域をカバーしています

実は同じ型のiPhoneでも国や地域により様々な仕様があり、対応する周波数も様々ですが、日本国内で販売されている仕様のiPhoneは特に多くの周波数帯をカバーしています

 

SoftBank白ロムは・・・?

じゃあ、SoftBank系の白ロムはどうかというと、個人的にはあまりお勧めは出来ません

理由としては、

 ・購入した本人以外SIMロック解除ができない。

 ・SIMロックがかかっていると使用できるMVNOが殆どない

 ・魅力的な端末が少ない

というところが挙げられます。

SoftBank系のMVNOは存在はしますが、現状選択肢は限られています。

www.bmobile.ne.jp

https://umobile.jp/service/s/

 

これらのSIMは正直docomo系のMVNOに比べると月額利用料が若干高めで、現状テザリングも使用不可ということで、あえてこちらを選択する理由があまり無いかな、というのが正直な感想です^^;

また、全体的に端末の種類が他のキャリアより少ないうえに魅力のある機種が全くと言っていいほどなく、白ロムの価格もそれほど安くない為、個人的にはお勧めできません。

iPhoneXperiaもありますが、他のキャリアでも扱っているのでSoftBank版を選ぶメリットはない気がします。

 

いかがでしたでしょうか?

キャリアのスマートフォンは家電量販店などで売られているSIMフリースマートフォンに比べると割高ですが、各キャリアで実績があり、完成度の高い端末が多いのが特徴です。

今後はSIMフリースマートフォンを選ぶときや格安SIMを選ぶときの私なりのポイントも様々な視点から説明する予定なので、これからMVNOへの移行を考えている人のヒントになれば幸いです(^-^)