【格安スマホライフのススメ④】2台持ちはお得?
マサリュウです!
今回は以前より言われている『2台持ちはお得だ!』という定説は本当か?について考えていきたいと思います。
いきなり結論を言うと・・・
『MVNOに完全に移行するよりは高いが、メリットも多い』というのが僕の回答です。
現に僕も2台持ちを実践しています。
※表示されている価格は税込の価格になります(2017/10/15現在)
必ずしも安くなるわけではない
2台持ちと一言で言っても、色々あります。
スマートフォン2台持ちもあればスマートフォンとタブレット、なんて組み合わせもあります。
しかし僕の提案したい組み合わせではありません。
僕のお勧めする2台持ちとはズバリ
です。
ガラホとはLTE通信が可能な従来の携帯と同じ2つ折りタイプのフューチャーフォンを指します。
昔からある3G回線しか使えないフューチャーフォンはガラケーであり、両者は形は似ていますが、契約は別物です。
※ここから先はキャリア=docomoで説明していきます。
契約の進め方
それでは、僕の契約の流れをお教えします。
①キャリアで契約しているスマートフォンをMNPするか同じキャリアのガラホに契約を変更します。
②MVNOをデータ通信専用のプランで契約します。
・今後のブログ内で触れますが、150円ほど高くなりますが、SMS付きを契約することをお勧めします!
(理由はまた別の記事で・・・)
③SIMフリースマートフォン、もしくはキャリアの白ロムを購入し、それにMVNOのSIMをさして使用します。
・スマートフォンの選び方は“格安スマホライフのススメ①〜②”を参考にしてくださると幸いです。
2台持ちのメリット・デメリット
メリット
かけ放題の使用料が安い
僕がなぜ、スマートフォン2台持ちではなく、ガラホとスマートフォンの2台持ちをお勧めするのか、その理由はガラホのかけ放題プランはスマートフォンの物より500円安くなっています。
また、電話回線のみの契約ができるのもガラホ(もしくはガラケー)のみです。
因みにdocomoのFOMA回線(ガラケー)でのかけ放題プランはありません。
これが僕がガラホを進める最大の理由です。
【スマートフォン】
かけ放題(フル):¥2,700
かけ放題(5分):¥1,700
【ガラホ】
かけ放題(フル):¥2,200
かけ放題(5分):¥1,200
家族間無料通話がある
MVNO各社の5分間通話し放題のほとんどは相手が誰であっても適用されますが、キャリアの場合、それに加えて同じキャリアで契約している家族間で通話し放題が追加されていたりします。
遠くで暮らす両親がいらっしゃる方等にお勧めです。
キャリアのメアドを持てる
キャリアからMVNOにMNPすると、メアドが割り当てられないことが多いです。フリーメールなどもあるので、そちらを使う手もありますが、メールアドレスがないということに嫌悪感を持つ方がいらっしゃると思います。
ガラホはキャリア契約のままなのでキャリアのドメインのメアドも使い続けることができます。
受信料や多少のパケットは消費しますが、画像を添付などをしない限りは数円~数十円程度です。
安定の話しやすさ
電話をすることに特化した作りになっているガラホの通話時の安定性はスマートフォンは敵わないと思います。
いろんなプランを試すことができる。
前回のこのシリーズの記事で書きましたが、MVNOには星の数ほどプランがあります。
これがいい、と契約したプランが実際に使ってみたら全く使えなかった、ということになった時、MVNOの音声プランの場合、一年縛りが存在しているプランがほとんどです。
逆に、データプランの場合、逆に多くの会社が縛りを設けていません。
口コミやネットの評判と自分が使ってみての使用感は人によって異なります。
選んだプランが自分の思った通りの使い勝手にならなかった時、いくらかの費用は発生しますが、簡単にプランや会社を変えることが可能です。
キャリアの契約を続けることができる。
キャリアをずっと契約されている方の中にはずっと契約しているから離れたくない、という愛着を持たれている方も多いと思います。
また、iD、au wallet、Tポイントなど、キャリア独自のポイントシステムなどがありますが、MNPする際にそれらのポイント使わないとポイントが消えてしまうのが嫌だ、と思う人もいらっしゃると思います。
この方法で元のスマートフォンから同じキャリアのガラホに変える場合、ただの機種変更になるので、キャリアとの契約は継続できますし、ポイントも継続されます。
デメリット
持つ機器が増える。
これが敬遠される理由になると思いますが、単純に持ち歩く荷物が増えるので煩わしさがあります。
リンクをクリックして電話をかけることができない
見出しを見ただけでは分かりにくいですが、例えば会社の飲み会の幹事をすることになり、お店を予約をするために電話しようとする場合、スマートフォンなら、そのお店の電話番号をクリックすれば発信しますが、ガラホの場合、スマートフォンを見ながら電話番号を手打ちする必要があります。
ガラホの回線は2年縛りになる
ガラホはキャリア契約になるので、煩わしい2年縛りがあります。
個人的にはガラホは電話さえできればいいので、2年縛りの煩わしさは全く感じていませんが・・・。
2台持ちの注意点
最後にこの契約で最も気をつけないといけないことがあります。
それはガラホでインターネットへの接続をしないことです。
ガラホを音声契約のみにした場合、インターネットには“繋がらない”のではなく、“使った分だけ青天井で請求します”と言う契約になります。
例えばガラホでテザリングが使える機種だった場合、絶対に無効にしてください。
テザリングを有効にして、それを利用してタブレットでYouTubeを見ようものなら、恐ろしい金額の請求が来てしまう可能性があります。
ファームウエアのアップデートがある場合は自宅のWi-Fi環境下で行ってください。
いかがでしたでしょうか?
因みにIP電話やライン電話をメインで使えばデータ通信だけで事足りるから音声通話プランは必要ない、という方もいらっしゃると思いますが、個人的には何かがあった時の信頼できる電話番号は1つ持っておくことを強くオススメします。
デメリットの部分で共感できるところが多い方は魅力を感じないかもしれませんが、2台持ちが煩わしく感じない方で、MVNOを色々試してみたい人がいたら試してみるのもいいかもしれませんよ。
それではまた次回のブログでお会いしましょう!