【私想】今後のスマートフォンに望むこと
お久しぶりです。マサリュウです!
いよいよ販売が始まりましたね!iPhone8シリーズ!
正直言って8は正面から見たとき7と全く違いがない為、店頭で見ても目新しさがなく、実際、全く売れていないのか、店員さんの売り込みの気合が半端なかったです。
ハイスペックスマホに対して思うこと
今回、アップルはiPhone10周年という節目ということで、iPhone Xを発表しました。
これは今後のiPhoneの方向性を示唆するモデルと取ることもできると思います。
その価格は最大税込14万円強、アップルケアも値上がりするといううわさがあり、もしその値上がりしたアップルケアを付けるとなんと16万円越えというありえない金額になってしまいます。
それより安いのでお得感があるiPhone8ですが、冷静に考えても、安くて8万越え、世間でいう格安スマホが家族の人数分買えてしまうほどの金額です。
それに、今回のiPhoneシリーズに搭載されているA11チップはMacBook Proを凌ぐほどの性能を持っているということです。
個人的にiPhone Xは非常に興味を引く端末ですし、使ってみたいです!
ただ、僕がiPhone Xに興味を持ったのはその先進的な操作性やデザインであって、正直CPUの性能には全くと言っていいほど興味がありません。
高騰するスペックと実際の使用要素の矛盾
でも、スマートフォンでやることといえば、LINEやTwitter、YouTubeの動画視聴、シンプルな暇つぶしゲームくらいです。
これは世の中でスマホを使っている人の9割近くが当てはまる用途だと思います。
LINEやTwitterは基本的に文字情報のやり取りのため、CPUにかける負担なんてたかが知れています。
YouTubeの動画視聴に関しても、文字情報のやり取りに比べれば容量は使いますが、それでも数年前の4K映像でもない限りは数年前のスマホでも全く問題なく見ることができます。
スマートフォンでマシンパワーを食う物を挙げるとすれば、動画編集や高精細なグラフィック満載のゲームアプリくらいです。
要はオーバースペックなのです。
市場に目を向けた企業が生き残る
大きくても6インチ程度の画面しか持たないスマートフォンにノートパソコン並みの性能のチップなんて僕はいらないと思っています。
それなら、省電力、余計なスペックを使わない廉価なチップを開発して乗せた先進的な操作性や機能を持ったスマートフォンを開発するメーカーの方が僕はすごいと感じます。
来年以降、appleが異様に高値のスマートフォンを出し続けるようであれば、市場の要望に反した余計な技術をドヤッているばかりの独りよがりな企業になっていくような気がします。
その結果、商品、ひいては企業自体のイメージダウンに繋がります。
独りよがりで望まれない技術
独りよがりな技術をごり押しした結果、失敗してしまっ例が過去にありました。
それは2011年ごろに頻繁に発売された3Dテレビです。
専用のメガネをかけることで飛び出るような3D映像を見ることができるテレビを様々なメーカーが発売していましたが、結局そんなもの消費者は誰も求めていなかったため、あっさり市場から姿を消しました。
(お茶の間でゴーグル付けながら食卓を囲んでいる絵はシュールすぎます(笑))
先進的な技術を搭載した高価なものはその筋のアーリーアダプター層しか興味を示しません。
これからのスマートフォン望む方向性
僕が今後スマートフォンに望むこと、それはその企業の得意技を生かした特色のあるスマートフォンを販売してほしいと思います。
SHARPのAQUOSに搭載されているIGZOは世界的な認知度は有機ELに及びませんが、画質の良さは個人的に最近のスマホでも群を抜いていると思います。
とにかく指に吸い付くようなヌルヌルの操作性を感じることができます。
AQUOS R SH-03J docomo [Mercury Black] ブラック 白ロム
Panasonicは日本国内からは撤退したものの、海外ではDMC-CM1等のカメラ機能に特化したスマートフォンを販売していました。
ASUSは先日自撮りに特化した、全面2眼カメラのZenfone4 Selfie PROを発売しています。
ASUS ZenFone4 Selfie Pro ZD552KL クラシックレッド(オクタコアCPU/4GB/64GB/DSDS/SIMフリー)【正規代理店品】
こちらはZenfone4と同時に発売されていますが、背面2眼カメラ以外最たる特徴もない無難なこちらの製品よりは、価格も手ごろで自撮り好きな人にはたまらない機能を備えたこちらのモデルの方が僕は好きです。
(僕は自撮りが好きではないので買いませんが^^;)
すでに兆候は始まっているのかも・・・
ここ数年、スマホのスペックは頭打ちしてしまっていると思います。高級路線を推し進めるiPhoneの人気はここ数年で明らかに落ちてきています。
今後、格安SIMが普及するにつれて、より安いアンドロイド端末に目が行ってしまうのは当然のことだと思います。
スマートフォン業界は大きな方向転換が必要な時期に差し掛かってきていると思います。